なじみのバーが結構レアな焼酎を仕入れていて「飲み方はどうします?」とお気に入りのカウンターレディが聞いてきた。 水割り?お湯割り?前割りもありますよ、と言う。私自身は、焼酎の飲み方にそう好みはない。水割りでもお湯割りでも結構おいしく飲めてしまう。ジュースやウーロン茶で割ってもいい。でも、一番好きなのはフェラ割りだ。 そう言うと、女の子は「好きですねえ」と笑いながら水で割った焼酎を出してくれた。どうやら、これが焼酎をフェラで割ったものらしい。冗談はともかく、こういう下ネタが通じるのも常連である私の特権だ。 それにしても、フェラ割りって、エロイ僕はともかく、流行っていない鄙びたバーの女の子まで知っているような有名な言葉なのだろうか。少なくとも広辞苑や現代用語の基礎知識には載っていないし、ひょっとすると、彼女は、かつてフェラ割りをしていたのではないだろうか。僕は焼酎のフェラ割りを口の中で転がしながら想像をめぐらした。 車内 フェラ そんな僕の想像に対して「そんなわけないじゃないですか」と女の子はケラケラ笑った。ただ、かつて勤めていた女の子が、常連のお客さん相手にこっそりフェラ割りをして小遣いを稼いでいたそうで、それがママに知れてクビになったと言うことだ。ああ、その女の子が健在だったら、僕もフェラ割りしてもらったのに、と言うと、彼女は「誰にでもフェラするような女の子でも抵抗ないんですか?」と聞いてきた。まあ、確かに、私の向かいに座っている浅黒いおっさんのモノを咥えた口で「はい、次の方ー」て感じでフェラされることを考えると、あのおっさんと口の穴兄弟になるわけだ。さすがにそれはちょっと・・・とは思う。 でも、君とだったらそれでもいいなーと軽口をたたくと、「それ、全部飲んでから言ってくださいね」と彼女は自分も水割りを傾けながら言った。どう言う事なのだろう?と思っていると、彼女はフェラ割りでクビになった女の子が、その腹いせに男をフェラした口から吐いたツバをボトルに混入させた事件がかつてあったことを教えてくれた。ならばもしかしてこれは・・・と眉を顰めると、彼女は「注文されましたよね、焼酎のフェラ割りって」と妖しく笑った。 姦通とは 離婚したい
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